路地や温室の植物たち
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路地(室外)や温室の中で目にした植物のスナップ画像です。地植えされた植物たちは、植木鉢の中で育つ園芸用と比べると、驚くほど大きく立派な樹姿で、より自然に近い姿で見ることができます。 |
アレカヤシの基幹部
温室の中で地植えされたアレカヤシの生え際です。
根っこが地面よりせり上がって基幹部を支えている姿は、園芸用の鉢植えを同じです。地上部の枯れた幹は根元から切り落としてありますが、その姿は竹の切り株にそっくりです。写真だと分かりずらいですが、幹の直径は10cm以上もあり、そこだけ見ているとまるで竹林の切り株を見ているようなのです。
屋外に地植えされたフェニックス・ロベリニー
しっかりと根の張った状態に成長していれば、関東以南では屋外でも越冬できます。
植木鉢仕立てと違い、根がどんどん成長できる地植えの環境では、地上部もどんどん大きくなることができます。写真のフェニックスも、隣にある建物の屋根よりも大きくなっているのが分かります。
ポポラスの葉
シルバーがかったグリーンに、赤い葉脈にのコントラストが可愛い葉っぱをたくさん付けます。
切り花として、ブーケやアレンジによく使われるユーカリの仲間の葉っぱです。
成長が非常に早く、鉢植えだとすぐに根詰まりしてしまうので、屋外の庭木向き植物です。
属名:フトモモ科ユーカリノキ属
別名:シルバーダラー
ベンケイカヅラの花
赤色の花と白色の萼が対照的なコントラストが美しく、この対比を源氏と平氏に見立てたことが名前の由来だそうです。
属名:クマツヅラ科の蔓性常緑樹
原産地:熱帯アフリカ
越冬温度:5℃
別名:クレロデンドロン
サポジラの葉
いわゆるチューインガムの木です。葉っぱはこんな形なのです。
樹液からチューインガムの原料となるチクルがとれ、果実は食用となります。
属名:アカテツ科
原産地:熱帯アメリカ
フウリンブッソウゲ
ハイビスカスの仲間で、花弁が後ろに反り、風鈴のように下垂して咲くので風鈴仏桑花と呼ばれます。 なお、ハイビスカスが一日花なのに対し、フウリンブッソウゲは何日も咲き続けます。
属名:アオイ科フヨウ属の常緑低木
原産地:東アフリカ
別名:フリンジド・ハイビスカス、コーラル・ハイビスカス
ガジュマルの気根
気根には、空気中の水分を吸収する役割のほかに、支柱としての役割を果たすものもあります。
大量の細い気根を樹上から伸ばし、この根が土まで到達すると次第に太くなり、樹を支える働きをし始め、気根が幹を形成するような姿になります。
マンゴーの木
ウルシ科の代表的な熱帯果樹。独特の芳香と甘味のあるフルーツ。
地植えのパキラ
温室の中で地植えされたパキラの幹は、こんな感じです。観葉植物としての鉢植えでは、細い幹を3~5本巻いたものが多く、パキラのイメージとして定着していますが、本来、自生のパキラは太い幹を持ったいわゆる木の状態です。しかしながら、茶色でなく、グリーンの幹は奇麗で、やはりパキラの色です。
マルハチ
ヘゴ科ヘゴ属の、高さ10mにもなる木性シダ植物。
小笠原諸島のみに分布する固有種。
上へ上へと新芽が出て、写真のように下葉から順次枯れてゆきます。枯れ葉が落ちた後には、特徴的な模様が幹に残ります。フィロデンドロン・セロームのせり上がった基幹部に似たイメージです。
マルハチの幹の模様
幹に残る葉痕に「丸に逆ハの字」の模様がでるので「マルハチ」と呼ばれます。
ベンガルボダイジュ
枝が気根をだしながら横へ横へと広がっています。
アリスロギア・ギガンテアの葉
ブラジル原産で、ウマノスズクサ科の常緑つる性植物。
この名は「最良の出産」の意味で花の形が退治や子宮に似ている為、安産の力があると考えられたそうです。
ハイビスカス・クーペリの葉
アオイ科のハイビスカスの園芸品種。
白~淡紅色の斑入りの葉が密生し、霜降りのようできれいです。
レンブの葉
熱帯アジア原産のフトモモ科で、果実は食用となります。
漢字で書くと蓮霧。
バナナの実
バナナの実って、一つ一つは下から上へと向かって付くんです。
ヒスイカズラ
フィリピン原産でマメ科の蔓性で、写真のように他の樹木に巻きついて覆いつくしちゃいます。
漢字で書くと翡翠葛。学名は「ストロンギロドン・マクロボトリス」というかっこいい名前です。
ヒスイカズラの葉
3小葉です。
タコノキの基幹部
タコノキ科タコノキ属の常緑樹で。小笠原諸島の固有種。小笠原村の「村の木」に指定されているそうです。
幹の途中から出ているたくさんの気根がタコの足のように見えるので「タコノキ」と呼ばれます。
ウォーターポピー
ハナイ科ヒドロクレイス属
葉っぱがいっぱい浮いているように見えますが、全部繋がってます。
タマゴノキ
オトギリソウ科で南インド原産。漢字で書くと卵木。
レモンにも似ているけど、まるい実を付けるから卵の木
ベニモンヨウショウ
クズウコン科でブラジル原産。
葉脈部が桃赤色で側脈の基部に沿って白緑色となる葉が、絵に描いたようで美しいです。
シマオオタニワタリ
チャセンシダ科で沖縄原産。
樹木や岩などに着生します。
ピタンガの葉
フトモモ科でブラジル原産。
果樹として栽培されています。
小海老草
苞が淡緑~赤褐色で重なり合う姿がエビのしっぽみたい。
学名のペロペロネの名称で流通しています。
カラテア・クロカータ
クズウコン科でブラジル原産。
表面は暗緑色、裏面は紫色の葉を持ち、花茎が葉よりも短いのが特徴
ヒョウモンヨウショウ
クズウコン科でブラジル原産。
葉の表面は黒緑色で葉脈と葉脈の基部が白緑色。
ヤマドリヤシの基幹部
ダイナミックな生え際です。
大きく波うつ葉が特徴のシマトベラ
オーストラリア東部原産
キフクリンアカリファ
トウダイグサ科エノキグサ属
サンシキアカリファの園芸品種で葉に黄白色の覆輪があります