観葉植物販売のアンジェリック

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観葉植物とは、熱帯・亜熱帯地方に自生している植物を鉢植えに仕立てて観賞用にしたもので、その美しい葉やスタイルを楽しむ植物です。丈夫で管理の楽なものが多く、気軽に楽しめるのも魅力のひとつですが、本来南国の植物ですので、寒さに注意が必要がです。観葉植物を育てるときは、それぞれの本来の生育地(原産地)の環境に合わせた環境を作ってあげることが理想です。日向を好む植物・日陰を好む植物、多湿を嫌う植物・乾燥を嫌う植物など、それぞれの性質を理解し、置く場所等を考えて条件に合うものを選んだり、逆に、その植物の特徴に合わせ、できる限り良い環境を作ってあげることがポイントです。
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サンスベリアの育て方

サンスベリアの画像。トラの尻尾のような縞模様の入る細長い多肉質の葉。

高さ70cmほどのサンスベリアスタッキーを女性が抱えた様子

テーブルサイズ


高さ140cm位のサンスベリア10号鉢と女性の比較

大型サイズ


大型陶器鉢入りで高さ2mほどのサンスベリアと女性の比較

特大サイズ

*サンスベリアは性質上、ある程度の高さまでした伸びないので、腰高の器に入れて高さを出しています。


花芽の上がってきたところ。白い小さな花をたくさん付けますが、観賞を楽しめるほどきれいではなく、 ちょっとべたつくので、早めに切ってしまってもOKです。


花茎の伸びた様子

花が満開になった様子
花が満開の状態
オレンジ色の実の中に大豆みたいな種が1つ
サンスベリアの実と種
桃みたいに、1つの実(右)の中に種(左)が1つ入ってます

サンスベリアの株は、地下茎でつながっていて、新芽は竹の子のように顔を出します。


新芽が伸びてきた様子


●キジカクシ科の宿根草

●原産地:熱帯アフリカ、インド

●越冬温度:10度C

●別名:トラノオ、千歳蘭

【置き場所】

丈夫で置き場所を選ばないが、5〜9月は戸外で翌日に当てるほうが良い。ただし、真夏の直射日光は避ける。

【水やり】

春から秋は表土が乾いたらたっぷりと与える。冬季は、2ヶ月に1回程度、もしくは全く与えなくても良い。

【施肥】

5〜8月。油粕か緩効性の化成肥料を月1回

  【肥料について】

【冬越し】

なるべく暖かい部屋で、水を控えれば容易に越冬できる。また、よく乾かし、鉢ごと新聞紙にくるんで戸棚などにしまっておいても良い。

【植え替え】

5〜7月に、できれば毎年。鉢土は、赤玉3、腐葉土1、軽石1、ピートモス3、パーライト1、バーミキュライト1、の割合で混ぜたもの。 (市販の「観葉植物用の土」や「サボテンの用の土」でもOK)

【植え替えについて】

【害虫】


対処の仕方・お勧めの薬剤 → 【病害虫の駆除について】

【店長のコメント・補足】

幹を持たず、株元から葉がまっすぐに立ちあがる樹形がサンスベリアの特徴。その樹形から、トラノオとも呼ばれます。

直立した葉に黄色の斑が入るローレンティー(上記写真)、小型でロゼット状に葉を広げるハニー、 棒状で、最もマイナスイオンを出すとされるスタッキー、細身の葉に白の斑が入る爽やかなイメージのセンセーションなど、さまざまな品種があります。

薄緑から白にかけてのストライプで、全体に細身の葉を持つタイプサンスベリア・センセーション
濃い緑色の丸い棒上の葉姿サンスベリア・スタッキー
銀色がかった薄緑色の広場でずんぐりな樹形サンスベリア・シルバーハニー

サンスベリアを現在ほどポピュラーにしたのは、十数年前のマイナスイオンブームである。 当時は、サンスベリアならなんでも売れるというような状態で、品質の良くない輸入株なども、ずいぶん出回っていたのを記憶しております。 現在出回っている商品は、品質の良いものが主流で、あまり良くないものもありますが、それなりの値段で売られているように思われます。 当店では、サンスベリアを選ぶときは、マイナスイオンをどれだけ出すかという尺度よりも、インテリアとしての樹形の好みで選んでいただく事をお勧めしています。

ちなみに、マイナスイオンという観点からいえば、もともと観葉植物はすべて、多かれ少なかれマイナスイオンを出すもので、その中でもサンスベリアや青ドラセナなどが多くのマイナスイオンを出すとされているのです。

サンスベリアは多肉植物ですので、草木というよりもサボテンをイメージして管理すると良いです。

良くあるケースで気を付けなければならないのは、ウイルスと水の上げ過ぎによる根腐れです。 ウイルスの場合は、部分的に腐ってきますので、早期発見で、その部分を消毒したナイフで切除してしまえばOKです。 ほうっておくとどんどん広がるので、ただちに対処して下さい。水の上げ過ぎによる根腐れが、実は最も多いケースです。 室内では半年くらい水をあげなくても枯れることはありません。鉢土が中まで完全に乾くまで水をあげない位のイメージで。 あまりに水が足りないと葉の表面がしわしわになってきますので、それから水をあげても間に合います。サンスベリアは、あまり過保護にするよりも、放っておいた方が元気に育ちます。 特に、気温のさがる冬季12月から3月は、水を全く上げずに休眠状態にした方が安全です。(ずっと暖房が効いていてあたたかいオフィスや店舗などは別です)

耐陰性があり日陰や室内でも育ちますが、光が足りないと葉が徒長して色が薄くなり、細長く肉薄になり折れまがりやすくなるので、この場合は剪定ハサミなどで葉の中程から先端にかけてカットしてあげると、葉の自重が軽くなり、倒れにくくなります。 また、日照不足では、株自体も軟弱になり、病気や根腐れの原因になりますので、できるだけ光に当てた方が良いです。もちろん、室内でもOKですが、なるべく明るく、風通しの良い場所に置いて下さい。

オフィスなどの場合は、空間が広く、人通りが合って良く空気の動く場所、エアコンの風が直接当たらずに、なおかつ、ジメジメせず、人間にとっても居ごこちの良い場所がお勧め。 逆に、空間が狭く、人通りがなく湿気のある場所、例えば、地下倉庫(そんなところに置く人はいないですけど!)、階段の下、自動販売機の間などは、お勧めできない状態のケースが多いです。

なお、真夏の直射日光は、葉焼けを起こしてしまうので、7月〜9月は、遮光ネットやカーテンなどで遮光するか、直射日光の当たらない場所に移動する。

11月から3月の冬季の置き場所は、関東以南の室内であれば、それほど気にしなくてもOKですが、できるだけ温かい場所に置くのが無難です。この時期は、光に当てる為に冷風の当たる場所に置くよりも、日照を犠牲にしても温かい場所を選んだほうが良いです。(春から秋は逆です)

室内で管理している場合は、あまり害虫が付く事はないが、もし、カイガラムシが発生してしまった場合は、一般的な薬剤では効かないので、カイガラムシ専用の薬剤(マシン油)を散布する。スプレー式の「ボルン」が良く効き、使い易いと思います。(ホームセンターなどで売ってます)

サンスベリアは成長が旺盛で、成長期には新芽がどんどん出て鉢がパンパンになります。1〜2年に一度は植替え、もしくは株分けをした方が良いです。 鉢土の配合は、上述を基準に赤玉を多くして水持ちを良くしたり、赤玉を少なくして、水はけを良くしたり、環境によって調節します。なお、サンスベリアは多肉質で腐りやすく乾燥に強いので、赤玉を減らして砂の割合をおおめに、水はけの良い土の方が安全です。 なお、この作業は、生育が旺盛な季節、5月から7月あたりがリスクが少なく、お勧めです。


農業資材と農薬の専門店

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【こんなご用途に人気です】

環境の影響を受けにくく置き場所を選ばない。上に伸びる樹形の為場所をとらない。めったに水をあげなくても良いので手間がかからない。

⇒オフィスや店舗、リビングのインテリア

開店・開業いの贈答

新築のお祝い

こんな時は Q&A 

 

ウイルスによって、葉の一部が腐食した状態

Q1: 葉の一部が腐ってきた

 

腐食した部分をカッターナイフで切り取ります

A1: ウイルスによる病気ですが、水のあげすぎや日照不足などにより起こりやすい症状です。

 放っておくとどんどん広がりますので、見つけ次第、腐った部分を取り除きます。この場合は、消毒したナイフ等を使って、患部より大きめにカットして取り除きます。

 

腐食した部分を切り取った後の葉姿


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