観葉植物販売のアンジェリック

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観葉植物とは、熱帯・亜熱帯地方に自生している植物を鉢植えに仕立てて観賞用にしたもので、その美しい葉やスタイルを楽しむ植物です。丈夫で管理の楽なものが多く、 気軽に楽しめるのも魅力のひとつですが、本来南国の植物ですので、寒さに注意が必要がです。観葉植物を育てるときは、それぞれの本来の生育地(原産地)の環境に合わせた環境を作ってあげることが理想です。 日向を好む植物・日陰を好む植物、多湿を嫌う植物・乾燥を嫌う植物など、それぞれの性質を理解し、置く場所等を考えて条件に合うものを選んだり、逆に、その植物の特徴に合わせ、できる限り良い環境を作ってあげることがポイントです。
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観葉植物の植え替えについて

われわれが日ごろ観賞しているのは観葉植物の地上部分のみで、土の中に広がる根の部分を目にすることはまずありません。しかしながら、 観葉植物の体の半分はこの根の部分で地中にあり、植物の生命を維持するために働いているのです。特に鉢に植えられた観葉植物の根は、限られた容積の中で、限られた量の土の中で活動しているので、次第に窮屈になっていきます。1〜2年おき位に、 新しい土に入れ替え、新陳代謝で古くなって死んだ根を切り取って、少し広めの容器に移してあげる作業が必要なのです。

【植え替えが必要なのは】

鉢の中がねでいっぱいになって、身動きできないような状態になったら植え替えが必要です。

・根がいっぱいになって行き場を失うので、鉢土が盛り上がってきたり、内側から根に押されて鉢の側面が盛り上がってきたりします。 また、鉢底穴から根が伸び出てきます。

・鉢の中が根でいっぱいになっているので、水をあげてもなかなかしみ込んで行かなくなります。また、根腐れや病害虫によって根に異常を生じている場合も植え替えします

【植え替えの適期】

植え替えは、一旦、植物にダメージを与えることになるので、その後しばらくは良好な環境で養生させる必要があります。

ほとんどの観葉植物は熱帯地方原産なので、生育が旺盛になる時期は春から秋となります。 したがって、この期間の初めのほう、4〜6月位に植え替えるのが無難です。この期間の最後のほうで植え替えてしまうと、 植え替え後、十分に回復しないうちに秋冬の寒さがやってきてしまいます。

【植え替える】

通常、現在の器よりもひと回り大きなサイズの器に植え替えます。規格品の植木鉢は直径が3cm刻みに1号、2号、3号と大きくなっていくので、 今より1号大きなものに植え替えるのが一般的です。

しかし、大型観葉などで、これ以上大きくしたくないような場合は、 一旦鉢から抜いて根を整理した後、再び同じ鉢に植えるのもOKです。

用土は、それぞれの植物に合った配合のものを使いますが、ほとんどの観葉植物は水はけの良いものを好みますので、 市販の「観葉植物用の土」で間に合います。また、サボテンや多肉植物には、「サボテン用の土」を、 シュロチクやカンノンチクには「シュロチク用の土」といった専用の土を使用すれば無難です。

【植え替え後の養生】

植え替え時に古い根を整理して根の量を減らしているので、水を吸い上げる力も減っています。 できれば、根の量を減らした分だけ、地上部の枝葉も減らしてやるのが理想です。 また、葉水を与えて枝葉からの蒸散を防ぎ、根の負担を減らしてやるのが良いです。

植え替え後は、すぐに肥料をあげたくなるものですが、これは厳禁です。 肥料を吸収する根が傷だらけの状態なのですから、根のダメージが回復するまでの半月くらいは葉水を与えて養生させます。 その後いきなり、強い肥料を与えずに、最初は処方箋より2〜3倍薄めた肥料を与えて、徐々に馴らしていくようにします。 置き場所も、安静できる場所を選び、直射日光は避けて明るい日陰、強い風を避けてやわらかな風通しのあるところを選びます。

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